アークナイツストーリー翻訳

【明日方舟】ニアーライト NL-6「囲まれた者たち」行動後 翻訳

周りが暗くなった。
グレイナティは成功したのか?ソーナはちゃんと潜入できたんだろうか?
……
成功したら、アタシらは、カジミエーシュで人間らしい生活を送れるんだよな?

感染者騎士
ジェミー

自分にウソをつくな。

イヴォナ
イヴォナ

……!

感染者騎士
ジェミー

私たちが今まで遭ったことを思い出せ。

感染者騎士
ジェミー

地下競技場で野獣と戦わされ、仲間同士で殺し合いをさせられ、どの試合でも消えることのない傷と痛みを刻みつけられた。

感染者騎士
ジェミー

催した側はもっと多くの血と刺激、偽試合、場外の権謀術数を欲しがっていたじゃないか。

感染者騎士
ジェミー

これらすべての原因はなんだと思う?

感染者騎士
ジェミー

カヴァレルエルキの外にも目を向けてみろ、感染者はどこに行けばいい?

イヴォナ
イヴォナ

……どこへだって行ってもいいんだ。

感染者騎士
ジェミー

私たちは鉱石病を、不治の病を患った、私たちはいずれ死ぬ、しかも周囲に災いをもたらしながら死ぬんだ。

感染者騎士
ジェミー

私たちは疫病神で、人の手に余る、排斥される異種族だ。

感染者騎士
ジェミー

監察会が本当に感染者のために正規な騎士団を立てることを許すと思うか?

感染者騎士
ジェミー

カジミエーシュ……いや、この大地には本当にまだ感染者が生き残れる空間は残されているのだろうか?

感染者騎士
ジェミー

たとえあったとしても……

感染者騎士
ジェミー

……お前となんの関係があるんだ?

無冑盟構成員
無冑盟構成員A

こいつ、ピクリともしなくなったぞ……死んだのか?

無冑盟構成員
無冑盟構成員B

うであってほしいよ、俺は感染者との殺し合いなんざゴメンだからな、もしこっちまで感染しちまったらどうするんだ……

無冑盟構成員
無冑盟構成員B

お前ちょっと確かめてみろよ、本当に死んでるのなら、後処理班に処理してもらえ。

イヴォナ
イヴォナ

……ゴホッ。

イヴォナ
イヴォナ

誰が、死んだって?

イヴォナ
イヴォナ

……さあ来やがれ!

イヴォナ
イヴォナ

無冑盟の……クソ野郎どもが!アタシが……お前ら全員ぶっ倒してやる!

イヴォナ
イヴォナ

感染者を……虐げる……人殺し連中が!

無冑盟構成員
無冑盟構成員B

……こいつまだ動く気力が残ってたのか?

無冑盟構成員
無冑盟構成員A

全身血まみれ、立つこともやっと、無理する必要なんてないのに。

イヴォナ
イヴォナ

来い……来いつってんだよ!

イヴォナ
イヴォナ

一人も……逃しゃしねぇぞ……ゴホッ!

(イヴォナが倒れる)

無冑盟構成員
無冑盟構成員B

……それなりに骨のあるヤツだ、一思いにやってくれ。

無冑盟構成員
無冑盟構成員B

このまま放っても、数分もしたら失血多量で死ぬ。はぁ、モニークも手慣れてるもんだな。

……
もし、もっと強かったら、もっと速かったら……
それなら……
こんな時代から逃げられたのかな?
……
逃げる?
いや!アタシはなにを考えているんだ?
はやく動け……クソ……なんで視界がこんなモヤモヤするんだ……
目を開けるんだ……

無冑盟構成員
無冑盟構成員

盟構成員安心しろ、すぐ楽にしてやる――

(何者かの足音)

無冑盟の手が急にピタリと止まった。
足音だ。
重い足音、この殺し屋たちのような身軽さはなく、まるで巌を背負ったかのような足音だった。

無冑盟構成員
無冑盟構成員

(聞き取れない対話)

イヴォナ
イヴォナ

(こいつら……なにを話してやがるんだ……)

無冑盟構成員
無冑盟構成員

(聞き取れない対話)

イヴォナ
イヴォナ

(……?こいつら……)

イヴォナ
イヴォナ

待て……逃げるんじゃねぇ……待ち……やがれ!アタシはまだ……

(何者かが近寄ってくる)

???
???

……もう十分だ、騎士よ。

???
???

お前はよくやった。

慎重な観客
観光客A

なんで?なんで急にあたりが真っ暗になったの!?

興奮した観客
観光客B

一体なにが起こったんだ?

ビッグマウスモーブ 
ビッグマウスモーブ 

はっ!?街中が急に停電してしまいましたよ!?オーマイガー、一体いくら賠償すればいいのでしょうか!?

ビッグマウスモーブ 
ビッグマウスモーブ 

ちょっとちょっと、そこの騎士さん、観客たちの避難を手伝ってください!

ソーナ
ソーナ

よいしょっと。

ソーナ
ソーナ

……うわぁ、本当に外真っ暗になっちゃってる……

ソーナ
ソーナ

ちょっとやりすぎじゃないかなカイちゃんたち。

ソーナ
ソーナ

でも……

ソーナ
ソーナ

……

ソーナ
ソーナ

……連合会ビルはやっぱり独自の電力源を持ってたか……チッ、時間がないわ。

ソーナ
ソーナ

げっ!誰かくる!

企業職員
企業職員A

なんでさっき停電したんだ?

企業職員
企業職員B

外を見ろ!街全体が――

企業職員
企業職員A

ま、まさか動力源がまたなんかやらかしたのか……?もしかして大遮断?また大遮断が起こるのか?

代弁者マルキェヴィッチ
代弁者マルキェヴィッチ

慌てないでください。

企業職員
企業職員A

あっ、マルキェヴィッチさん……

代弁者マルキェヴィッチ
代弁者マルキェヴィッチ

……幸いにも、今日はちょうど代弁者の会議が開かれてました。理事長の数人もビルにいますので、安全です。

代弁者マギー
代弁者マギー

そうだ。指示に従って、みんなに避難を促せろ、あと直ちに監察会の代表に連絡を入れろ、今やるべきことは治安の確保だ。

代弁者マギー
代弁者マギー

……都市は区画ごとに予備用の電力源を備えている、各区画の責任者にも妥当な処置をするように連絡を入れるんだ。

企業職員
企業職員

はい!

ソーナ
ソーナ

……理事長がいた会議……

ソーナ
ソーナ

いや、そんなことより先にサーバールームの入口を探さないと――

企業職員
企業職員

ラズライト様!

ソーナ
ソーナ

――

(ロイが近寄ってくる)

ロイ
ロイ

……まったくやることが派手だねぇ。

ロイ
ロイ

だから言っただろ、感染者にチャンスを与えないように、一思いにやれって。

ロイ
ロイ

俺が今日理事長たちをここに呼んだからよかったけど、もし社長の方々になにかあったらどうするんだ?

代弁者マギー
代弁者マギー

……この事件の詳しい調査はあとでまた行う。

ロイ
ロイ

わかった、しかし今の無冑盟のほとんどの兵力は……モニークまで感染者を殲滅作戦に駆り出されてるから、今から戻ってくるにはそれなりに時間がかかると思うが……

ソーナ
ソーナ

……!?

代弁者マギー
代弁者マギー

……了解した。ではしばらくお前は本来持ってる任務を一旦置いといて、理事長たちの護衛に回ってくれ。

ロイ
ロイ

わかった、でもさ……理事会に手を出すヤツなんているはずがないよな?

ソーナ
ソーナ

……殲滅って……

ソーナ
ソーナ

いや……みんなならきっと大丈夫……アタシがしっかりしなきゃ……

ソーナ
ソーナ

急がないと。

ユスティナ
ユスティナ

……絶対に無事でいてね、イヴォナ。

ユスティナ
ユスティナ

どこに行っちゃったの?

(シェブチックが駆け寄ってくる)

合成樹脂騎士
シェブチック

遠牙!

ユスティナ
ユスティナ

……合成樹脂?

ユスティナ
ユスティナ

ほかの人は見つかった?あいつらが私たちの通信を――

合成樹脂騎士
シェブチック

そんな簡単な話じゃない、ここは街の中心だ、こちらの通信を切ったということは、最初から私たちの通信チャンネルはハックされていたことになる。

合成樹脂騎士
シェブチック

この停電も灰豪がやったわけじゃない、あっちが奇襲を仕掛けてる前に、動力源は何者かに先んじて襲われたんだ、彼女なら今ソーナと合流しに行った。

ユスティナ
ユスティナ

……なんだって?

合成樹脂騎士
シェブチック

無冑盟は……ずっとなにか企んでいた、そしてその企みを感染者たちに押し付けようとしてるんだ――

合成樹脂騎士
シェブチック

早くほかのヤツらも探せ、まずい事態になるぞ!

ユスティナ
ユスティナ

イヴォナ!

尊大な感染者騎士は血の池に倒れていた。
血が彼女の甲冑を染め上げる。

ユスティナ
ユスティナ

イヴォナ!目を覚まして!

ユスティナ
ユスティナ

――

ユスティナ
ユスティナ

ま、まだ呼吸がある……

合成樹脂騎士
シェブチック

……

ユスティナ
ユスティナ

シェブチック、手を貸して――

合成樹脂騎士
シェブチック

……待った、この近くに……ほかの誰かが来たのか?

合成樹脂騎士
シェブチック

無冑盟に斧を使うヤツがいるなんて聞いたこともないぞ……いたとしても、この痕跡……

合成樹脂騎士
シェブチック

壁に……血が滲んでる?

合成樹脂騎士
シェブチック

まさかヤツなのか……?

ソーナ
ソーナ

……ダウンロード完了っと。

ソーナ
ソーナ

これが……ゼロ号地の計画書か……それとこっちが無冑盟の内部資料ね。

ソーナ
ソーナ

……

ソーナ
ソーナ

……こうも簡単に手に入るなんて、なんだか居心地が悪いわね。

ソーナ
ソーナ

さっさとこんな場所から離れないと――おっとっと、尻尾が――

企業職員
企業職員

ボサっとするな!はやく国民院に連絡を入れるんだ!

企業職員
企業職員

それと君、君たちの部門はファイヤブレード競技場の避難を担当してるはずだよな?ならさっさと動いてくれ!

参戦騎士
カジミエーシュ騎士

代弁者のお迎えに上がった、本人は二階か?

ソーナ
ソーナ

(どこも混乱してるわね……ちょうどいい。)

ソーナ
ソーナ

(このまま無事脱出できればいいんだけど……)

ロイ
ロイ

……おいおい。

ソーナ
ソーナ

(!)

ロイ
ロイ

本当にこの混乱した事態に乗じて連合会のビルに乗り込んだヤツがいるぞ?

ソーナ
ソーナ

(見つかった――!?)

ソーナ
ソーナ

うわっ……!

(ソーナが倒れドアが開く)

ソーナ
ソーナ

いたたた……どこよここ……さっきドアに寄りかかってたのかな、気付かなかった……

ソーナ
ソーナ

真っ暗ね、うーん、会議室とかかな……

ソーナ
ソーナ

出口を探さないと――

ソーナはずっと自分はなにかに抗い続けてきたと思っていた。
無冑盟に対して、商業連合会に対して、はたまた感染者の一切の不公平に、運命に対して。
だが実際、彼女は一度も自分のその行いの必然性に疑問を抱いたことはない。
その瞬間、つま先から頭まで悪寒が昇ってきて、彼女をしばし動揺させた。
彼女にとって初めてとなる動揺だった。
まるで盛夏の時期に山のような氷の彫刻を見たかのように。

ソーナ
ソーナ

……

電話のベルが鳴る。
誰一人いない室内で木霊する。

ソーナ
ソーナ

……もしもし?

???
電話からの声

……焔尾騎士の、ソーナだな。

???
電話からの声

今までご苦労だった。

ソーナ
ソーナ

……えっ……

???
電話からの声

今、君には二つの選択肢がある。

???
電話からの声

それと、君が今いる会議室の外には“ラズライト”のロイが待ち構えていることも伝えておこう。

???
電話からの声

簡単な取引だ。君はメモリー機器を二つ持っているな。

???
電話からの声

無冑盟の分を引き渡してもらおう、ゼロ号地の資料ならくれてやっても構わん。

???
電話からの声

それだけでも、監察会から正当な生活の権利を得られるはずだ。

???
電話からの声

君にほかの選択肢はない。

???
電話からの声

すべて掌で踊っていたのだよ、焔尾騎士。私は別に感染者や、ましてや君などどうでもいいがね。

???
電話からの声

騎士にしろ、商売人にしろ、感染者にしろ、どれも視野の狭い者たちばかりだ。

ソーナ
ソーナ

……

???
電話からの声

社会を敵に回すんじゃないぞ、感染者。

???
電話からの声

サーバーはすでにこちらで破壊しておいた、君が持ってるチップが最後のコピーなんだ。

???
電話からの声

さあ、選んでくれ。

ソーナ
ソーナ

…………

???
電話からの声

もしかして、今ここでこの電話を壊そうと思っているのかな。

???
電話からの声

ならそうしてもらっても構わない、それが君が運命に抗う答えだと言うのであれば――

(ソーナが電話を切る)

ソーナ
ソーナ

……うわぁ、もしかして心でも読めるのかな?すごいわね。

ソーナ
ソーナ

それじゃあ、ラズライトが外で待ち構えてるって言うし、どうしたもんかな……

ソーナ
ソーナ

……

ソーナ
ソーナ

……そういえばここ何階だっけ?

ソーナ
ソーナ

いや――これはさすがに――高すぎやしませんかね!?

(ソーナがガラスを割り飛び降りる)

グレイナティ
グレイナティ

ソーナ!

ソーナ
ソーナ

カイちゃん!しっかりキャッチしてね!

グレイナティ
グレイナティ

――またなにを企んでいるんですか?待ってください、そんな高さからじゃ――うわあああ――!

(アーツの発動音とソーナの着地音)

ソーナ
ソーナ

いててて……アーツで衝撃を緩めといてよかった……

グレイナティ
グレイナティ

……

ソーナ
ソーナ

そ、そんな顔しちゃってどうしたの?わかったわかった、もう無茶しないからさ……とりあえず尻尾放してくれないかな……

グレイナティ
グレイナティ

……いえ、ただ……あなたが無事で、本当によかった。

グレイナティ
グレイナティ

動力源は私たちが奇襲を仕掛ける前に、何者かによって先に襲われました、私たちは利用されたんです。

ソーナ
ソーナ

……大丈夫だよ、少なくとも欲しいものは手に入れたから。

ソーナ
ソーナ

じゃじゃーん!

グレイナティ
グレイナティ

これが……こんな小さなデータチップで……本当に私たちの向かう方角が決まるんですか?

ソーナ
ソーナ

そうしてくれるように祈るしかないわね。

(ロイが近寄ってくる)

ロイ
ロイ

……うわっ、十数メートルの高さはあっただろ?

ロイ
ロイ

えらいピンピンしてるもんだな、感染者、まだ痛い目が足りないってか?

グレイナティ
グレイナティ

……!その恰好……

ロイ
ロイ

俺を知ってるのかい?

ソーナ
ソーナ

普通の騎士にとって無冑盟の高層部はずっと謎だらけだった……けど。

ソーナ
ソーナ

“ラズライト”のロイ、ここ十数年来ずっと入れ替わらなかった唯一のラズライト、あんたが姿を見せた噂はごまんとあるんだから、それなりに顔は知られてるわよ。

ロイ
ロイ

マジで?あはは、有名なのは嬉しいねぇ、でも殺し屋にとって有名になりすぎることは、いいことばかりじゃない、なんせ無冑盟は騎士と違って、有名だからって姿を見せるわけにはいかないからな。

ロイ
ロイ

チップを渡したら、生きてここから出してやろう。それとも俺がお前たちを殺してから、チップを奪ってやってもいいんだぞ?

ロイ
ロイ

俺あんまり金が出ない殺しは好きじゃないんだけどね。

グレイナティ
グレイナティ

……ソーナ、動けますか?

ソーナ
ソーナ

よいしょっと、平気平気、激戦にはなりそうだけどね。

グレイナティ
グレイナティ

生きてるだけでも十分ですよ。

ソーナ
ソーナ

へへ、こうして肩を並べて戦うのは久しぶりだね?鉗獣との戦い以来かしら?

ロイ
ロイ

……なんでもいいけど、俺を鉗獣と同じ扱いだけは勘弁してくれ。

ハゲのマーティン
ハゲのマーティン

予備用の電気を用意しておいてよかった……まさか本当に使う日がくるとはな。

老騎士
老騎士

一体なにが起こったんじゃ?まさか大遮断の再来か?

(老工匠がバーに入ってくる)

老工匠
老工匠

本当に外が停電してるぞ!おい、冗談じゃない、メジャーリーグ期間だぞ!

ハゲのマーティン
ハゲのマーティン

電力ならすぐに回復する……しかし、一体誰が、この不夜城から光を奪ったんだ……

ムリナール
ムリナール

……

ムリナール
ムリナール

……馬鹿馬鹿しい。本当に馬鹿馬鹿しい限りだ。

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