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【明日方舟】吹雪過ぎ行く BI-3「人心推し量り難し」行動後 翻訳

イェラグの戦士
鈍感な戦士

なあ、聞いたんだが、俺らが監視してるあのドクターって客人が、シルバーアッシュ家の人間に襲われたらしいな?

イェラグの戦士
お節介な戦

今更かよ、とっくにもう周りに伝わってるぜソレ。

イェラグの戦士
鈍感な戦士

……じゃあさ、一体どういうことなのか教えてくれよ、あのドクターってエンシオディスが招いた客なんだろ?

イェラグの戦士
お節介な戦

ったく、俺が聞いた話だと、あの襲った連中はアークトス様がドクターを迎えた際にそいつを買収したと思い込んでいやがるんだ。

イェラグの戦士
鈍感な戦士

は?アークトス様がそんなことするわけがないだろ!

イェラグの戦士
お節介な戦

バカだなお前、どう考えてもあいつらのデタラメだろうが!

イェラグの戦士
お節介な戦

俺に言わせれば、アークトス様がドクターを迎えたってあのエンシオディスが知ったら、直接アークトス様を陥れてもおかしかぁねぇ。

イェラグの戦士
お節介な戦

あの襲った連中は、エンシオディスが手配したヤツらかもしんねぇからよ。

イェラグの戦士
鈍感な戦士

そう言われるとそうかも。

イェラグの戦士
お節介な戦

じゃあ俺たちはなんでまだあのドクターを監視なんかしてんだよ、どう見てもエンシオディスの仲間には見えないぞ。

ヴァレス
ヴァレス

以前はドクター様のことをあまり理解しておりませんでしたので、色々と気を損なったことをしでかしていたかもしれません、どうかご容赦を。

ヴァレス
ヴァレス

ドクター様はエンシオディスのお客人、私が言うのもどうかと思いますが……

 

ヴァレス
ヴァレス

先ほどドクター様を狙った襲撃は胡散臭く感じます。

 

ドクター
ドクター

確かに胡散臭かったな。

ドクター
ドクター

・誰かがあの人たちを利用していた。
・私もあの襲撃の目的は見当がつかない。
・あの人たちの行動は理にかなわない。

誰かがあの人たちを利用していた私もあの襲撃の目的は見当がつかない。あの人たちの行動は理にかなわない。
ヴァレス
ヴァレス

それはエンシオディスなのでは……

ドクター
ドクター

いや、彼がそんなことをするメリットがない。

ドクター
ドクター

(一応容疑者の目星はついているが、しかし……)

ヴァレス
ヴァレス

彼らはドクター様に傷害をきたして、エンシオディスのためにペルローチェ家を非難する口実を作り上げようとしていたと思いました、私たちがドクターをしっかり守ってやれなかったと。

ドクター
ドクター

それはどうだろうな。

ドクター
ドクター

犯罪は失職より遥かに唾棄を招く。

ヴァレス
ヴァレス

同感です、彼らはヴァイスからエンシオディスの言伝を耳にしたはずです、それでもドクターを信用しておりませんでした。

ヴァレス
ヴァレス

あれはまるで……

ドクター
ドクター

何者かがエンシオディスの考えを先んじて予測していた。

ドクター
ドクター

そして事前に彼らを煽動したんだ。

???
???

ハッ、よく言った。

アークトス
アークトス

ヴァレス、やはりお前は駒の使い方が上手い、頭も冴えてる。もう少しこのドクターについて色々学んでおくといい。

ヴァレス
ヴァレス

仰せのままに。

アークトス
アークトス

おっと、そうだった、ヴァレス。私の代わりに下に伝えてくれ、以後こちらのドクターの監視はしなくていい、その代わりしっかり留守番をしろ、とな。

アークトス
アークトス

ドクターが連れてこられた護衛だが、今後彼もここへの出入りを許可しておこう。

ヴァレス
ヴァレス

承知致しました。

(ヴァレスが立ち去る)

アークトス
アークトス

お前たちが先ほど話していたことだが、たまたま廊下で耳にしてな。

アークトス
アークトス

お前たちの探偵ごっこに興味はないが、手がかりならくれてやっても構わん。

アークトス
アークトス

イェラガンド様と共に。ドクターよ、ペルローチェ家がしでかした先の無礼の償いとして教えてやろう――

アークトス
アークトス

ペルローチェ家当主の名においてイェラガンドに誓う、さきの襲撃は断じてこのアークトスが示唆したものではない。

アークトス
アークトス

信じてくれるのなら、我らペルローチェ家はどこぞのクソったれみたいに裏で三流の襲撃を敢行することは決してないとも知っておいてほしい。

ドクター
ドクター

・ご信頼ありがとうございます、アークトスさん。
・手がかり感謝致します、アークトスさん。

ご信頼ありがとうございます、アークトスさん。手がかり感謝致します、アークトスさん。
アークトス
アークトス

ほう?私は別にお前を信用したとは言っていないぞ、ドクター。

アークトス
アークトス

だがお前がここで小細工をしていないことぐらいは、こちらも確信している。

アークトス
アークトス

ワハハハ、よろしい。

 

アークトス
アークトス

ドクター、私は荒っぽい人ではあるが、そんな私でも見てわかる、イェラグに異常が起こったとな。

アークトス
アークトス

エンシオディスの小僧め、突然執政権を返還すると言い出して、ノーシスを追い出しやがった、あまつさえヤツの席にお前を座らせた。

アークトス
アークトス

そんなお前もよりによって執政権返還の時期に襲撃されたとな。

アークトス
アークトス

正直に言おう、私はもうエンシオディスを疑わずには見られなくなった、だがヤツが綻びを見せていないのも確かだ。

アークトス
アークトス

だからと言ってイェラガンドから授かった我らの土地と民を訳も分からぬまま危険に晒すことは実に忍びない……

ドクター
ドクター

では、アークトスさん……

アークトス
アークトス

なんだ?

ドクター
ドクター

・私たちが和解したということは……
・もし相手があなたの反応を予測しているのであれば……

ドクター
ドクター

・もう相手も私を目くらましにする必要はなくなったと言えます。
・相手はすでに準備を整えたと言えます、もう時間がありません。

アークトス
アークトス

なんだと!?

(爆発音)

“ドカン”と、大きな轟音が遠くで響いた。
屋外にいる人々はひそひそと、雪が降るのではないかとお互いに耳打ちしていた。
屋内にいる人々は首を垂れて口を噤み、実体のない重圧をその身に背負っていた。

ラタトス
ラタトス

ごきげんよう、ノーシス・エーデルワイス閣下。

ノーシス
ノーシス

ごきげんよう、ラタトス・ブラウンテイル様。

ノーシス
ノーシス

どうやらようやく面と向かって君と対談できるようになったな、違うか?

ラタトス
ラタトス

あんな強がったフリをしたところでなんも隠せちゃいないわよ、ノーシス。

ラタトス
ラタトス

アンタは賢い、遠回りな話はやめましょう。

ラタトス
ラタトス

アタシのところから何かを得ようとしないのなら、アンタがこう何度も何度もここに足を運んだりしないはずよ。

ノーシス
ノーシス

フッ、もし発言権は自分が握ってると思っているのなら、今ここで失礼させてもらおう。

ラタトス
ラタトス

まあそう急がないでよ、ノーシス、ちょうどアンタから教えを乞いたいことがあるの。

ラタトス
ラタトス

アタシが初めてエーデルワイス家の人間がエンシオディスと一緒にイェラグへ戻ってきたって話を聞いた時は、正直言ってあんまり驚きはしなかった。

ラタトス
ラタトス

アンタはすでにエーデルワイス家はシルバーアッシュ家に加害しなかった証拠を、あるいはエンシオディスの弱みでも掴んだのかと思っていたわ。

ラタトス
ラタトス

けどアンタもエンシオディスも当時のことについてまったく口を開けてくれなかった、それにアンタはシルバーアッシュ家の領民の好きなように罵られるがままだった。

ラタトス
ラタトス

一体なにがアンタをそこまで支えてくれているの?すごく気になるんだけど。

ノーシス
ノーシス

……彼はかつて私にある未来を約束してくれた。

ラタトス
ラタトス

未来?

ノーシス
ノーシス

イェラグの未来だ。私が研究で才華を発揮し、尚且つ成果などが盗まれず、乱用されず、それらが新興工業と科学技術に埋もれないような国を約束してくれた。

ラタトス
ラタトス

それだけ?

ノーシス
ノーシス

私は最初から君の理解など望んではいなかったさ、ラタトス、君は研究者になれるような器じゃない。

ノーシス
ノーシス

理解し難いと思うかもしれないが、十分な資源と権力の支持のもと、正当な目的を掲げ、安心安全な環境にいるという前提での技術のクリエイティブと応用の探索はとても心酔することなのだよ。

ラタトス
ラタトス

つまりアンタたちの間でトレードがあったってわけね。アンタは彼に技術を、彼はアンタに研究の舞台を提供した。

ラタトス
ラタトス

それで?

ラタトス
ラタトス

まさか彼は本当に保身のために、アンタをスケープゴートにしたとは言わないでちょうだいよ?

ラタトス
ラタトス

アンタたちカランド貿易の利害バランスに対する認識はそんなもんじゃないでしょ?

ノーシス
ノーシス

そういう君はカランド貿易をやけに信頼しているな。二年前に招待を送っただろ、なぜその時エンシオディスに帰順しなかったのだ?

ラタトス
ラタトス

バカなこと言わないでちょうだい。いくらエンシオディスに才能があったとしても、この千年もの間イェラグ人の骨に染み込んだ信仰を変えることは不可能よ。

ラタトス
ラタトス

カランド貿易も三族議会と曼珠院が許した範囲でした成長できないわ、イェラグが工業国家に変わることなんて夢のまた――

ラタトス
ラタトス

――いや待った。

ラタトス
ラタトス

彼ってば、新しい交渉材料でも見つけたの?

ノーシス
ノーシス

その通りだ。

ノーシス
ノーシス

イェラグ人をイェラガンドに背くことはエンシオディスとて叶わない、だから妥協案を探るしかなかった。

ノーシス
ノーシス

だが彼はそんな妥協に留まり過ぎた、私は何度もそんな彼を押し動かそうとしたが、まったく動じてくれなかったよ。

ノーシス
ノーシス

転機が訪れるまではな。

ノーシス
ノーシス

エンシアが患った鉱石病の症状を抑えられたんだ、治せなくとも彼女は元気よく飛び跳ねながら彼のもとに戻っていけた……

ノーシス
ノーシス

そこで興奮気味に彼に教えたんだ、相手企業との締結を開拓できるかもしれない、もっと低いコストで鉱石病の拡大と危害を抑えられるかもしれないとな。

ラタトス
ラタトス

ウソよ、エンシオディスがそんな……

ノーシス
ノーシス

いいや、彼ならするさ。門が一旦開けば、もう完璧に閉ざすことはできない。

ノーシス
ノーシス

イェラグの感染者数も日増しに増えているだろう、客観的に見てもこれはどの国家も同じだ、イェラグが発展し続ける中、鉱石病を処置する能力が新たな交渉材料となる。

ノーシス
ノーシス

彼はいずれイェラグ人に信仰と技術のどちらかを選ばせるつもりだ、だが信仰だけではもはや自分たちを鉱石病から守ってやれることはできない。

ラタトス
ラタトス

……口先だけのことを、なら証拠を見せないよ。

ノーシス
ノーシス

……ではついて来てくれ、ブラウンテイル家の人間も連れてくるといい、多ければ多いほどな、証拠を見せてやろう。

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