
艦船少女

艦船少女の正体
艦船少女達は「メンタルキューブ」と呼ばれるものから生み出された存在。
「素体」と「駒」と「殻」
艦船少女には「素体」と「駒」そして「殻」と呼ばれる艦船少女が存在する。素体
「素体」は「セイレーン」の創造主より生み出されたオリジナルとも言える存在で艦船1種類につき1人しか存在しない。セイレーンよりは下位の存在だが「駒」よりは上位の存在となる。性能も「駒」と呼ばれる艦船少女を凌駕しており「聖域」への出入り、「聖域」での駒の彫刻が可能。また異世界(平行世界とも)においての大戦の記憶を所持し、本来の人格を所持している。なお、紅染の来訪者での「加賀」の発言を見る限り「素体」にも「駒」と同じく「覚醒」と呼ばれる現象が存在しているようで「素体」の「覚醒」は困るような口ぶりをしているが現状では「素体」が「覚醒」することによってどうなるのかは不明(単に眠りから目覚めることを覚醒と翻訳した可能性も)。紅染の来訪者での加賀のセリフ
「聖域」と表現されている「紅染の来訪者」のマップ。
駒
「メンタルキューブ」によって生み出される「素体」のコピー体。コピーのため「素体」とは違い複数体存在している。性能としては「素体」に及ばず、人格も擬似的なものであって本来の人格ではない。記憶に関しても異世界のものを継いでいないものと思われる。なお、プレイヤーが指揮官として指揮している艦船少女達は全てこの「駒」となっている。ただ「駒」は「覚醒」することで「素体」の記憶を引き出すことができ、スペックも「素体」に迫るものとなる。そのため「覚醒」の兆候がある「駒」には「素体」から流れ込む記憶と「駒」のこれまでの記憶が混在してしまい、一時的に記憶の混乱が発生する。 上段は異世界での珊瑚海海戦でのものと思われる翔鶴のセリフ、下段は加賀が「覚醒反応」と認識した際の翔鶴のセリフ
翔鶴が瑞鶴を加賀からの攻撃から守る行動を行った後の赤城のセリフ。翔鶴のことを覚醒した「駒」として認識している。
殻
「駒」よりも更に下位の存在。性能よりも量産を重視した存在のため「駒」よりも弱く、人格すら与えられていない。一部ボスを除いた道中にて出現する敵艦船少女は全てこの「殻」と思われる。「赤城」
「駒」という存在が最も描写されているのは「赤城」と言っても過言ではないかもしれない。「赤城」は3章では敵として登場するものの、轟沈間際にはプレイヤーである指揮官を認めているということや「あのお方」がいなければプレイヤー側に就いていたとも取れる発言をしている。3章での轟沈間際の赤城のセリフ。この赤城はプレイヤーのことを「あのお方」ほどではないものの認めている節がある
一方で紅染の来訪者で登場した「赤城」は「カミさま」と呼んでいる存在に狂信に近いまでの執着をしており、会話では「加賀」以外からの言葉には肯定的な発言をしておらず、「エンタープライズ」の名前を出すだけで半ば発狂状態にまで陥っている。このことからこの「赤城」は「駒」ではなく「素体」では無いかと予想されている。
紅染の来訪者での「赤城」のセリフ。声まで収録はされていない実際は不明だが、恍惚しているような表現がある
勝利時の赤城のセリフ。どの「神」を超えるのかは不明だが少なくとも「神」を崇めているセリフではない
セイレーン

セイレーンの正体
アズールレーンの舞台に突如湧いて出た存在ではなく実際はゲーム中の世界とは異なる世界の未来から来襲してきた存在。「創造主」と呼ばれている存在によって生み出されており、異世界で起こった戦争についての記憶も保有している。ゲーム中の世界の人類に「メンタルキューブ」を与えた張本人でもある。「セイレーン」達がゲーム中の世界に来襲した理由に「セイレーン」の大きな目標である「戦いによる進化」が関係している。「セイレーン」達は元の世界でも人類と戦争をしていたものの人類を殲滅してしまった結果、人類の進化が止まってしまい、結果的に「セイレーン」達の進化も止まってしまう。
イベント「軍神の帰還」でのテスターα型のセリフ。「セイレーン」がいた未来の平行世界が滅亡していることと変革が無ければゲーム中の世界も滅亡することを示唆している。
テスターα型のセリフの一つ。伏せ字の■の数が実際の文字数と同じなのであれば七文字のため「アズールレーン」がスッポリ入る

シミュレーション
「セイレーン」達が行っているシミュレーションに関しては現状ではまだ謎が多い(筆者の調査不足なだけかもしれません)。イベント「紅染の来訪者」については「セイレーン」によるシミュレーションであることが示唆されており、「瑞鶴」が「赤城」と「加賀」を倒した後にシステムによる「回収シーケンス起動、作業エリアより至急退避してください」というセリフから「紅染の来訪者」での舞台となった「聖域(「セイレーン」達曰く「試験場γ」)」で起こったことは記録としては残っているものの、既に存在していないものと思われる。回収シーケンスが起動したことを表しているセリフ。退避を促している。
「紅染の来訪者」ラストでのテスター?型(おそらくβ型)のセリフ。このセリフから瑞鶴が見つけた「聖域」への「カギ」は「セイレーン」側が意図的に流したようで、瑞鶴「聖域」に来ることもシミュレーションの範囲内だった様子
「創造主」と「カミ」
創造主
「創造主」に関しては現状では非常に謎が多い。現段階で分かっていることは「メンタルキューブ」と「セイレーン」を生み出したのはこの「創造主」という存在だということ、「駒」の「進化」を重要視しているということのみ。現段階のデータの予測値ではまだ会わせることは出来ないとテスターα型が発言していることから「セイレーン」達を超える最上位の存在と思われる。テスターα型のセリフ。テスター?型は「創造主」が艦船少女たちを気に入っているということを悪趣味と一蹴りしている
カミ
おそらくは「セイレーン」側に就いている艦船少女達の「セイレーン」の俗称。このことから「セイレーン」と「艦船少女」の上下関係は「セイレーン」が上であることも読み取れる。瑞鶴の「お前が赤城が言っていた「カミ」か」という質問に対してテスターα型が言い放ったセリフ。「カミ」はあくまでも仮の名であるとも発言している