アークナイツ ストーリー翻訳

【明日方舟】シナリオ翻訳 ウルサスの子供達「癖」

グムは寮で2番目に目が覚めた人物であり、彼女には癖がある。
イースチナに起こされると、彼女はイースチナの手を握り、同じ方法で隣の部屋に向かってズィマーを起こす。
ズィマーが彼女の手を握れないということは、純粋に「冬将軍」が目を覚ました時の気分を見ているだけでしかない。

6:30 A.M
イースチナとグムの宿舎

グム
グム

すぅ…すぅ…

グム
グム

(朝だよ。)

グム
グム

(うーん、もうすぐイースチナお姉ちゃんが来るはず)

グム
グム

すぅ…すぅ…

グム
グム

(イースチナお姉ちゃん、今日は遅いなあ。最近疲れているのかな?)

グム
グム

(でも、これ以上待つと朝のお仕事に遅刻しちゃうからなあ。イースチナお姉ちゃんを待たないで、早く起きないね、グム)

グム
グム

すぅ…すぅ…

グム
グム

(あなたなら出来る、グム、頑張れ!)

グム
グム

すぅ…んん、うーん。

グム
グム

起きたよ!

グム
グム

暗いなあ。

グム
グム

イースチナお姉ちゃん?イースチナお姉ちゃん!

グム
グム

おかしいなあ、出掛けちゃったのかな?

グム
グム

行ってみよーっと。

グム
グム

グム
グム

いないなあ。

グム
グム

急いで出掛けちゃったのかな。

グム
グム

何があったんだろう?

グム
グム

あ。

グム
グム

これは…。

グム
グム

「グム、今日は用事があるので、帰るのは夜になります。自分の面倒では自分で見るんだよ」

グム
グム

「イースチナ」

グム
グム

「――とズィマー」

グム
グム

ふーんだ、また私を子供扱いしてー。自分の面倒なんて当たり前に自分で見られるんだから。

グム
グム

ズィマーお姉ちゃんも起きたんだ。

グム
グム

うーん…。

グム
グム

あ、もうこんな時間。早く行かないと。

グム
グム

フライパンを持って、カチカチの盾も持って…。

グム
グム

はい、準備かんりょー!

グム
グム

しゅっぱーつ!!

11:28 A.M.
ロドスアイランド食堂料理エリア

ぐぅ――

グム
グム

ちょっとお腹空いちゃったなあ。

グム
グム

朝急いで来たから、お腹をいっぱいにする時間無かったんだよね。

グム
グム

まずは仕事に専念して、仕事が終わったらご飯にしよっと。

グム
グム

よし――

グム
グム

この料理は出来たから、取りに来ておいて!

ジュナー
ジュナー

来たわね!

グム
グム

次の料理はスープとおかず、うん、頑張って!

グム
グム

…。

グム
グム

よし!

グム
グム

この料理も出来たよ、取りに来て!

グム
グム

次の料理は…あ、揚げ肉餃子がある。

グム
グム

あの人達も料理を取りに来てたし、帰って料理を作ったら、朝の仕事はこれでいいかな。

ジュナー
ジュナー

グム、忙しくて手が回らないんだけど!料理を送ってくれないかな!

グム
グム

良いよ!!

グム
グム

どっちみち。

グム
グム

盾が無くて良かった

グム
グム

何処に送ればいいですか?

グム
グム

ジュナー教官!

グム
グム

グム
グム

ジュナー教官?

グム
グム

変だなあ。

グム
グム

今日はみんなどうしてこんなに動きは早いんだろう?振り向くといなくなってる。

グム
グム

まあいいや。食堂の人に直接聞いてみようっと。

 

グム
グム

ここだよね、今日のレジ担当は――ギターノさん?

グム
グム

ギターノお姉さん、こんにちは。

ギターノ
ギターノ

ごきげんよう、子熊ちゃん。

ギターノ
ギターノ

どうして料理なぞ持っているのじゃ、手を貸したほうが良いかの?

グム
グム

大丈夫だよ、お姉さんがグムが何処に料理を置いておけばいいか教えてくれてるし、このままだと料理が冷めちゃうもん!

ケオべ
ケオべ

ギターノ
ギターノ

これはスープとおかずじゃな、私の記憶に間違いが無ければクーリエの故郷の。

グム
グム

そうだよ。

ギターノ
ギターノ

本当に手を貸さなくても良いのかの?子熊ちゃん?

グム
グム

大丈夫、大丈夫。ばいばい、ギターノお姉さん

ギターノ
ギターノ

…。

スポット
スポット

見るな、待ちきれないんだ。

ギターノ
ギターノ

分かっておる。

クーリエ
クーリエ

いらっしゃいませ、何になさいますか?

クーリエ
クーリエ

山菜豚バラ肉、はい、炒めた野菜に卵を混ぜて、大丈夫です。

クーリエ
クーリエ

では、お待ちを。

クーリエ
クーリエ

火傷に気をつけて。

クーリエ
クーリエ

はい、それでは。

グム
グム

クーリエお兄さん、料理が来たよ

クーリエ
クーリエ

はい、ありがとうございます。

グム
グム

どういたしましてー

クーリエ
クーリエ

よっと!

クーリエ
クーリエ

はっ!よし、完成。

クーリエ
クーリエ

申し訳ありませんが、グム、料理を持って行って頂けますか。

グム
グム

良いよ、クーリエお兄さん

ギュルギュル――

 

グム
グム

ううん…。

クーリエ
クーリエ

ご苦労さまでした。どうぞ、僕のところにお菓子があるので、持っていってお腹の足しにしてください。

グム
グム

ありがとう、クーリエお兄さん!

クーリエ
クーリエ

どういたしまして、忙しいかったとしてもちゃんと食事はしてくださいね。

グム
グム

分かった!

 

 

グム
グム

ギターノお姉さん、またね。仕事に戻らないと。

ギターノ
ギターノ

気を付けるのじゃぞ。

グム
グム

うん!

グギュルル――

グム
グム

(ご飯はもうすぐ、もう少しの我慢)

ケオべ
ケオべ

美味しいものちょうだい!

グム
グム

うわああ、ケーちゃんは入っちゃだめ!!

ケオべ
ケオべ

だめなの?

グム
グム

だめだよ!ドアのシール見なかった?

ケオべ
ケオべ

見たよ。

ケオべ
ケオべ

赤い丸の中に斜めに赤い線があるね。

ケオべ
ケオべ

ケーちゃんも書いてある。

グム
グム

これは「ケーちゃんは入っちゃだめ」っていうことなの、分かった?

ケオべ
ケオべ

分かった。

グム
グム

それでどうして中に入っていくの!

ケオべ
ケオべ

お腹が空いた。

グム
グム

お腹が空いたのなら、あそこに並んで買い物をして食べてもいいよ。

ケオべ
ケオべ

お腹が空いた。

グム
グム

と、とにかく、ケーちゃんは入れないの!

ケオべ
ケオべ

お腹が空いた!

グム
グム

もうもうもうグムが何とかしないと!!

グム
グム

うーん…。

グム
グム

もし…。

グム
グム

グムがこのクッキーをあなたにあげたら、もう入らないってグムと約束出来る?

ケオべ
ケオべ

(くんくん)

ケオべ
ケオべ

うん!

ケオべ
ケオべ

良いよ!

グム
グム

はい…。

ケオべ
ケオべ

ありがとう!

グム
グム

どういたしまして…。

グム
グム

はあ…やっと行った…。

グギュルル――――

グム
グム

まだ、仕事もあるし、料理は1つしか残ってない…。

グム
グム

もうちょっと、もうちょっとの辛抱。

グギュルル――――

グム
グム

スプーンが重い…。

グム
グム

野菜をすくうことが出来ないよ…。

グム
グム

…。

グム
グム

だめだ、グムも食べないと。

グムには腹が減った時の癖がある。
コントロール出来ず食べ物を探して食べる。
何でも食べる。

グム
グム

…。

グム
グム

これはなんだろう?

グム
グム

柔らかくて、ふふ、きっとおいしいだろうなあ。

グム
グム

あ、ああ。

グム
グム

あう。

ジュナー
ジュナー

うわあああ!!!

グム
グム

え?

ジュナー
ジュナー

グム、私の腰を噛んで何をしているの?

グム
グム

あ、えっと、うう。

グム
グム

ごめんなさい、教官!!

11:55 A.M.
ロドス食堂 食事エリア

グム
グム

(パンを飲み込む)

グム
グム

(スープを一口すする)

ジュナー
ジュナー

い、急がないで良いからね、グム。ゆっくり食べて。午後は訓練をしないといけないから。あ。

グム
グム

(食べ残しなし)

グム
グム

(おかわり)

ジュナー
ジュナー

グム?

グム
グム

(大量の食材を全て平らげる)

ジュナー
ジュナー

今は邪魔をしづらそうね。

ジュナー
ジュナー

ちょっと待ってて。

グム
グム

ああ、やっと生き返ったよ!

グム
グム

教官はお腹は空かないの?

ジュナー
ジュナー

お腹は空いているけど、私が持ってきたばかりの食べ物はあなたのお腹にもう着いてしまったから。

グム
グム

ごめんなさい、教官!

ジュナー
ジュナー

良いのよ、別にまた取りにいけば良いだけだから。

ジュナー
ジュナー

でも、どうしてこんなにもお腹が空いているのに朝食をちゃんと食べなかったの?

グム
グム

今日は目を覚ますのが遅くて、ちゃんと食べることが出来なかったんだ。

ジュナー
ジュナー

あなたって食べきることが出来ないタイプなのかもしれないわね。

グム
グム

ん?

ジュナー
ジュナー

ほら、あそこ。

グム
グム

ケーちゃんがまた厨房に向かって突進を始めてる!?私が――

ジュナー
ジュナー

大丈夫よ、台所でじっと見ている人がいるし、入り口には美味しいものを置いて緩衝材にしているから。滑り込まれてもあまり影響は無いわ。

グム
グム

厨房の入り口にあるお菓子かごはみんなが持ち場に行く前に小腹を満たすためのものかと思ってた。

ジュナー
ジュナー

それを含めて効果があれば良いんだけどね。

ジュナー
ジュナー

見て、出てきたんじゃないかしら?

ジュナー
ジュナー

あの、ドアが閉じきってしまうと彼女はきっと悲しむだろうし、たまにはドアの先に入らせて勝利を味あわせておけば、ケオべはそこまで面倒な相手では無いわ。

グム
グム

そうだったんだ。

グム
グム

それで入り口で見張っている人って誰なの?

ジュナー
ジュナー

今日だとギターノでしょう。

グム
グム

なるほど、ギターノお姉さんであれば何でも予想出来るもんね。

ジュナー
ジュナー

そうだ、午後の訓練にも関係することで聞きたいことがあるんだけど?

グム
グム

ん?教官なら聞いてもいいよ?

ジュナー
ジュナー

腕を連続して素早く振ることが出来ないみたいだけど何かあるのかしら?

グム
グム

え?

ジュナー
ジュナー

実戦の時も、厨房での仕分けの時も、2回振ると止まるのよ。

グム
グム

多分…癖じゃないかなあ。

ジュナー
ジュナー

癖――ね。それは良い癖では無いわ。矯正をしてみてもいいかしら。

ジュナー
ジュナー

戦場での停滞は致命的よ。

ジュナー
ジュナー

この問題を乗り越えれば、今度のロドスアイランドの大会の優勝タイトルはあなたのものかもしれないわ。

グム
グム

ジュナー
ジュナー

やってみない?

グム
グム

…。

グム
グム

やって..みるよ..。

ジュナー
ジュナー

それじゃあ、午後の重装オペレーター訓練が終わったらやってみましょう。

ジュナー
ジュナー

矯正出来るかどうか、効果があるかどうかはその時に見てみるわ。

ジュナー
ジュナー

とりあえず今は。

ジュナー
ジュナー

お腹を満たしましょう。

グム
グム

うん。

3:00 P.M.
ロドス訓練中枢 重装訓練室

ジュナー
ジュナー

これが今日の最後の訓練よ、みんな頑張ってね。

ジュナー
ジュナー

プレートサポート4チーム、セット――

ジュナー
ジュナー

始め!

ジュナー
ジュナー

残り10秒!

ジュナー
ジュナー

3.2.1!

ジュナー
ジュナー

終わり!

ジュナー
ジュナー

今日の訓練ではこれで全部終わり。みんな休んでもいいよ。

???
重装オペレーター達

よーし!!!

ジュナー
ジュナー

グム。

グム
グム

ここだよ、教官!

ジュナー
ジュナー

時間があるから、昼に言ったことを試してみましょう。

グム
グム

はい、教官!

ジュナー
ジュナー

訓練の盾を持ってくるわ、あなたはその手にある武器を使えばいいから。

ジュナー
ジュナー

リラックスしておいて、回復に役立つわ。

グム
グム

はい!

ジュナー
ジュナー

グム、聞いてるかしら。次は全力で私を攻撃してみなさい。

ジュナー
ジュナー

訓練が終わったばかりで疲れていることは分かっているけど、こういう時こそあなたの役に立つのよ。

ジュナー
ジュナー

分かった?

グム
グム

分かりました。

ジュナー
ジュナー

はい、じゃあ、残りの力を全て使い切って。

(2回殴る音)

グム
グム

たあ!

ジュナー
ジュナー

まだまだ。

(2回殴る音)

グム
グム

おりゃ!

ジュナー
ジュナー

まだまだ。

(2回殴る音)

グム
グム

てや!

ジュナー
ジュナー

まだまだ、止めちゃだめよ!

(2回殴る音)

グム
グム

はあ!!

ジュナー
ジュナー

まだまだよ!!

(2回殴る音)

ジュナー
ジュナー

(条件反射と筋肉制御で見ればさっきの振り下されるはずなのに)

ジュナー
ジュナー

(無意識に自分で手を引いている?)

ジュナー
ジュナー

(どうして?)

(2回殴る音)

ジュナー
ジュナー

グム、振り下ろして!

グム
グム

教官、出来ないよ!

ジュナー
ジュナー

振り下ろして!

(2回殴る音)

グム
グム

本当に出来ないの!

ジュナー
ジュナー

これは命令よ!

ジュナー
ジュナー

グム!

ジュナー
ジュナー

あなたに命じるわ――

グムは料理が上手で、彼女には癖がある。
物を切る時は2回だけ切る。3回目を振り下ろしたら――
まな板とキッチンのテーブルまで一緒に切ってしまう。

(2回殴る音と大きな衝撃音)

ジュナー
ジュナー

うわ!

ジュナー
ジュナー

う、は、は…

グム
グム

教官!

ジュナー
ジュナー

あ、大丈夫よ。こんなにも大きな衝撃を受けたのは久しぶりだわ。

ジュナー
ジュナー

これもあなたの癖なのかしら?

グム
グム

ごめんなさい、教官…。

ジュナー
ジュナー

心配しないで、何も無いわ。

ジュナー
ジュナー

ただ、あなたの問題は複雑なようね。

ジュナー
ジュナー

3回目を振ると無意識に全力を尽くしてしまうようね。

グム
グム

うん…。

ジュナー
ジュナー

これじゃあ4回目も振り出せないはずだわ。

ジュナー
ジュナー

さっきの厨房であれば、まな板は真っ二つになっていたかもしれないわね。

ジュナー
ジュナー

ちょっとした問題を克服するだけだと思っていたけれど、これは…少し面倒な問題ね。

ジュナー
ジュナー

私が焦ってしまっていたみたいだわ、ごめんなさい、グム。

グム
グム

いいえ、そんなことは無いよ。

グム
グム

私が教官に迷惑を掛けちゃったんだ…。

ジュナー
ジュナー

今日は解散しましょう。帰ってゆっくりと休みなさい。後の事はもう一度考えてみるわ。

ジュナー
ジュナー

また試したいというのであれば、いつでも会いに来てね。

グム
グム

じゃあ、お先に失礼するね。

グム
グム

さようなら、教官。

ジュナー
ジュナー

ええ、ばいばい。

(グムが走り去っていく音)

ジュナー
ジュナー

ジュナー
ジュナー

(しびれたわ)

ジュナー
ジュナー

(ああああまだしびれてる)

ジュナー
ジュナー

(ウルサスボーイスカウトってどうしてあんなにも力が強いのかしら)

ジュナー
ジュナー

(医療部に言ってガヴィルと話さないといけないかもしれないわね)

ジュナー
ジュナー

(ついでに食べ物も持ってこようっと)

4:30 P.M.
ロドス宿舎、ズィマー、イースチナとグムの宿舎。

グムは一人で寮に帰ってきた。
グムは電気を付けなかった。
グムは壁の隅に”盾”を置いた。
グムは潜り込んだ。
グムは何も間違ってはいない。
グムはただ悲しいだけだった。
グムはもっと上手になりたいと思った。みんなはずっとグムを助けてくれているのに。
グムは失敗をした。
ロドスに来てからグムは多くの「癖」を持っている。
グムはその中のいくつかが他の人に迷惑を掛けるかもしれないということを分かっている。
でもグムは変わらない。
グムでは「グム」を変えられない。

グムには癖がある。
何処に行っても彼女は小さな金庫の扉とフライパンを持っていく。
グムには癖がある。
歯磨き粉は最後まで使う。口で吸い出して歯に塗る。
グムには癖がある。
高い所に立つ時は、端から絶対に距離を置く。そこに手すりがあったとしても。

???
???

グムには癖がある。
お腹が空いている時は、一番近くにあるものを噛むということをコントロールすることが出来ない。

???
???

…?

グムには癖がある。
暗いところに長くいてしまうと…

ズィマー
ズィマー

あ?もう帰ってきてるのか、グム。何で電気を付けねえんだ?

…だが。
グムには癖がある。
ズィマーとイースチナを見た時には、全ての癖は癖で無くなる。

グム
グム

!?

イースチナ
イースチナ

また何かあったのですか、一人で壁の隅でうずくまって泣いてしまって。

グム
グム

(泣きながら)泣いてないもん!

イースチナ
イースチナ

見て下さい。

ズィマー
ズィマー

ああ、困ったな。

ズィマー
ズィマー

グム、片付けてくれ。もうすぐ、リェータが来る。

グム
グム

分かったよズィマーお姉ちゃん!

イースチナ
イースチナ

はい。

ズィマー
ズィマー

ちっ。

ズィマー
ズィマー

グム、ちょっとこっちに来い。

グム
グム

来たよ、ズィマーお姉ちゃん!

ズィマー
ズィマー

良し。

グム
グム

うう。

グム
グム

ズィマーお姉ちゃん、自分でふけるよ…。

ズィマー
ズィマー

動くな。

グム
グム

うん…。

ズィマー
ズィマー

よし、後でハンカチを洗ってイースチナに返すんだ。分かったな。

グム
グム

うん。

ズィマー
ズィマー

それで、何だ。

グム
グム

えっと…。

イースチナ
イースチナ

ズィマー。

ズィマー
ズィマー

あ?

イースチナ
イースチナ

(しー――)

ズィマー
ズィマー

もう、聞く必要はねえだろ。

ズィマー
ズィマー

仕事をするぞ、グム。買い物をしてきた。残りはお前たちに任せる。

グム
グム

え、今日って何か特別な日だっけ?

イースチナ
イースチナ

今日はロドスに来て1周年の記念日ですよ。ズィマーもせっかく珍しく早く起きたんですから。

ズィマー
ズィマー

あぁー疲れた。ちょっと横になる。人が来たら呼んでくれ。

イースチナ
イースチナ

まだまだやることはたくさんあるのですが。

ズィマー
ズィマー

いや、もう疲れた。

イースチナ
イースチナ

グム、それを使ってみましょう。

グム
グム

本当にこれを使うの?

イースチナ
イースチナ

まずは飲み物と食べ物を分けて、ズィマーを引きずる任務をあなたにお任せします。

グム
グム

良いよ。

グム
グム

ふふん。

グム
グム

ズィマーお姉ちゃん~。

ズィマー
ズィマー

何してやがる。

グム
グム

グム、ズィマーお姉ちゃんのことだーいすき~

ズィマー
ズィマー

ぞっとすること言うんじゃねえ、休ませろ。

グム
グム

ズィマーお姉ちゃん、へへ~

ズィマー
ズィマー

私を押さえつけるな。

グム
グム

かきかき。

ズィマー
ズィマー

分かった、起きる、起きるから!!

グム
グム

イースチナお姉ちゃん、出来たよ!

イースチナ
イースチナ

はい、彼女を働かせて下さい。私のところにはまだたくさんあるので。

ズィマー
ズィマー

ちっ、どうして袋を持って仕事なんかするんだ?

イースチナ
イースチナ

リーダーになるにはもっと仕事をしないといけませんよ。

グム
グム

そうだよ、ふふ。

ズィマー
ズィマー

ちっ――めんどくせえ。

ズィマー
ズィマー

ドアは開いている、入ってこい。

ズィマー
ズィマー

来たか、持ってこい。荷物が少し多いな。

ズィマー
ズィマー

全部処理してから祝いをするとしよう。

リェータ
リェータ

良く覚えていたな。

リェータ
リェータ

ええっと、これは?

リェータ
リェータ

私が一番好きな食べ物じゃないか?

リェータ
リェータ

でも、これが安くないことも覚えている。

ズィマー
ズィマー

そんなこと気にするな。今日は私のおごりだ。

リェータ
リェータ

へへ、サンキュー。

ズィマー
ズィマー

ボサッとしてねえで、さっさと手伝え。

リェータ
リェータ

はいはいはい、来たぞ。

リェータ
リェータ

これをここに置くんだな。

ズィマー
ズィマー

それは私が持っていったばかりのものだ。

グム
グム

はははははは。

グムには癖がある。
楽しいと笑う。
心の底から笑う。
グムはみんなにもこうしてほしいから。

イースチナ
イースチナ

終わりましたね。

イースチナ
イースチナ

ズィマー、何か言って下さい

ズィマー
ズィマー

食べるとしよう。

ズィマー
ズィマー

ウラ!

イースチナ
イースチナ

ウラ。

リェータ
リェータ

ウラ!!

グム
グム

ウラ!

グム
グム

(みんな久しぶりに集まったなあ)

グム
グム

(…)

グム
グム

(次はロサお姉ちゃんにも参加してほしいなあ)

(ドアをノックする音)

ズィマー
ズィマー

入れ、ドアは閉まってねえ。

ケオべ
ケオべ

(顔を見渡す)

ケオべ
ケオべ

熊ちゃんはいる?

グム
グム

ケオべ
ケオべ

熊ちゃんいた!

グム
グム

え?

ケオべ
ケオべ

こんにちは。

ケオべ
ケオべ

昼にあなたのクッキーを食べさせてもらったからお返しに来たんだ。

ケオべ
ケオべ

ヴァルカンお姉ちゃんが教えてくれたの、さっき作ったからお届け。

グム
グム

ちょっと…大きいね。

ケオべ
ケオべ

食べてね、冷めると美味しくないから。

ケオべ
ケオべ

ばいばい。

(ドアを締める音)

グム
グム

え、ちょっと待って!

グム
グム

行っちゃった…。

リェータ
リェータ

これは(ウルサスの驚いた言葉)クッキーか?

ズィマー
ズィマー

彼女がそう言ったからな。

ズィマー
ズィマー

何をしている。食べよう。

グム
グム

(今夜はお腹いっぱいになれるね)

グム
グム

(良かった)

9:00 P.M.
ロドス宿舎、ズィマー、イースチナとグムの宿舎。

グム
グム

ふう、楽しいなあ。でももう寝ないと。

グム
グム

私の大好きな常夜灯を…

グム
グム

え?どうして付かないんだろう?

グム
グム

電灯が壊れちゃってるのかな?

グム
グム

そういえば朝から明かりが無かったな。

グム
グム

その時から壊れていたのかな。

グム
グム

どうしよう…。

グムには癖がある。
夜寝る時は必ず常夜灯を付けることだ。

イースチナ
イースチナ

グム。

グム
グム

どうしたの、グムお姉ちゃん。

イースチナ
イースチナ

今日は一緒に寝ても良いですか。

グム
グム

うん、良いよ!

イースチナ
イースチナ

ズィマー。

グム
グム

今日はズィマーお姉ちゃんもここで寝るの?

ズィマー
ズィマー

あ、そんなところだ。

ズィマー
ズィマー

なあ、イースチナ。

ズィマー
ズィマー

グムのベッドは本当に3人で寝ることが出来るのか…

イースチナ
イースチナ

押しあえば良いのではないでしょうか。

ズィマー
ズィマー

グムが熊のビスケットに押しつぶされそうなんだが。

グム
グム

グムは大丈夫だよ、ズィマーお姉ちゃん。

ズィマー
ズィマー

それならいいが。息苦しくなったり、暑かったりしたら、言ってくれ。帰って寝る。

グム
グム

うん。

イースチナ
イースチナ

電気を消しますよ。おやすみなさい。

ズィマー
ズィマー

おやすみ。

グム
グム

おやすみなさい。

ズィマー
ズィマー

私達が最後に一緒に寝たのはいつだ?

イースチナ
イースチナ

覚えていないですし、覚えていたくもありません。

グム
グム

私も思い出せないなあ。

ズィマー
ズィマー

余計なことを言ったな、寝るぞ。

イースチナ
イースチナ

Zzz…

ズィマー
ズィマー

こいつ、こんなに早くも寝られるのか?

グム
グム

ズィマー
ズィマー

グム?

グム
グム

Zzzzzzz….。

ズィマー
ズィマー

目を閉じても眠れないのは私だけか?

ズィマー
ズィマー

はあ..

ズィマー
ズィマー

考えるのをやめよう、明日もまだまだ忙しいだろうからな。

ズィマー
ズィマー

グム
グム

(にこにこ)

グム
グム

(ズィマーお姉ちゃん可愛いなあ)

グム
グム

(おやすみなさい~)

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