

プレイヤー
・…ミヤ。

アーミヤ
え?あ、すいません、ドクター、少しボーッとしていました。

プレイヤー
・顔色が良くないな。

アーミヤ
あ、はい、少し気になることがありまして。

アーミヤ
ドクター、ここに内部の調整申請があるんです。

アーミヤ
申請者はナタリア・ロストフ。

アーミヤ
後方勤務から前線に異動をしたいと。

プレイヤー
・ウルサス学生自治団の… ・… ・えっと、誰だったっけ?

アーミヤ
・「ウルサス学生自治団の…」選択時 ええ、彼女は――自治団としては唯一の後方勤務部門で働いているメンバーですね。 仕事能力が素晴らしく良いので後方勤務部門での評判は良いようです。 (分岐終了)

アーミヤ
・「…」選択時 ドクターもやはり気になりますか。正直に言って今回のもあまり通したくはありませんね。 (分岐終了)

アーミヤ
・「えっと、誰だっけ」選択時 ウルサス人の名前は覚えづらいですからね、ドクターが覚えていないのも無理は無いです。 彼女は私達がチェルノボーグから救出をした難民の一人で、ズィマーのウルサス学生自治団のメンバーです。 実は、私達が救った難民の中では唯一の貴族なんです。 (分岐終了)

アーミヤ
ドクターは覚えていますよね。ズィマー達がオペレーターになったのは本人の要求からでした。

アーミヤ
私は最初は反対でした。

プレイヤー
・救出されたばかりだったからな。 ・… ・私も君の判断を信じた

アーミヤ
・「救出されたばかりだったからな」選択時 はい、そうです。元々は本人の意向だったとしてもケルシー先生に否決するように説得していました。 ですが…。 (分岐終了)

アーミヤ
・「…」選択時 彼女たちは定期的に心理的なカウンセリングを受けています。 報告を見るに、彼女たちには一定の影はありますが、全体的には健康です。 ですが…。 (分岐終了)

アーミヤ
・「私も君の判断を信じた」選択時 ありがとうございます、ドクター。 ですが…。 (分岐終了)

アーミヤ
なんと言えばいいのでしょうか。

アーミヤ
…ドクター、ナタリアさんを見に行ってもらってもいいでしょうか?

プレイヤー
・いいよ ・… ・面倒だな。

アーミヤ
・「いいよ」選択時 それではドクター、お願いします。 (分岐終了)

アーミヤ
・「…」選択時 ドクター、この件は少しややこしくはありますが、ドクターにお願いしたいです。 (分岐終了)

アーミヤ
・「面倒だな」選択時 ドクター、これはとても重要なことです。サボらないで下さい。 (分岐終了)

アーミヤ
それとなんですが、あまり厳しく観察する必要も無いので、仕事以外の気分転換として見てやってくださいね。

アーミヤ
あ、昼休みが来ました。あまり急がなくても良いですからね。昼食後にでも彼女を探しに行きましょう。


ズィマー
おい、ドクター。

プレイヤー
・どうした? ・… ・やあ、ズィマー。

ズィマー
なんでもねえ、お前を呼んでみただけだ。

ズィマー
おい、聞こえないフリをするな。さっき止まっただろ。

ズィマー
仕事が多いんじゃねえのか、なんでこんなところでぶらぶらしてんだ。

ズィマー
お前暇そうだな。

ズィマー
私はこれから任務に出発するところだ。お前みたいにぶらぶらしている暇はねえ。

二アール
ズィマー、出発前は勝手に出歩くなと言ったはずだが。

ズィマー
…

二アール
ごきげんよう、ドクター。

二アール
よし、ズィマー。早く休憩室に戻って出発をしよう。

ズィマー
ふん、いつかは私も隊長になってお前に命令をしてやる。

ズィマー
そして、ドクター、お前もいつか超えてやるからな。

二アール
志は良いが、あなたはまず私の片手に勝ってからだろう。

二アール
ドクターに関しては、そうだな、私の全力に勝ってからだな。

ズィマー
ちっ。

二アール
ドクターもご存知だろう、最近の私は新人チームを連れて行くのが役目なんだ。

二アール
それでは、何も無いのであれば私もお暇させてもらおう。

プレイヤー
・ズィマーのことをどう思ってる?

二アール
うん?

二アール
ふむ…まあさっき見たように、従わないし、目上の人に礼儀正しくもない。

二アール
それに、戦士としても、この年では自分が何と戦っているのも分からないだろうし、自分が何のために戦っているのかも分からないだろう。それが普通だ。

二アール
でも、彼女は特にそれが顕著だ。

二アール
彼女はとても重い迷いというものを持っている。それが何かは分からないが、それはとても良くない事象であり、私がこれから重点的に彼女のそれを正す所存だ。

プレイヤー
・君には彼女が凶暴に見えるということか? ・… ・ふむ、彼女とは仲良くしたいな。

二アール
「君には彼女が凶暴に見えるということか?」選択時 そういうことだ。露見する暴力というのは一種の保護の殻とも言える。 彼女の殻の下の心が脆いは言わないが、少なくとも彼女の凶暴さは私の前では一撃すら耐えることは出来ないだろう。 (分岐終了)

二アール
・「…」選択時 心配することはない、ドクター、彼女はまだ子供だ。 チェルノボーグから来たとは伺っているし、そこには悪い思い出があるのかもしれないが、彼女には未来がある。 (分岐終了)

二アール
・「ふむ、彼女とは仲良くしたいな」センタ記事 はは、ドクター、急ぐ必要はない。 あなたも知っているように、彼女はあなたが嫌いという訳ではない。 というよりも、彼女は自分の近い人に対して無意識に攻撃をしてしまうのだろう。 (分岐終了)

二アール
それに、私は言っておかないといけない。私はあの子が嫌いでは無いんだ、ドクター。

二アール
むしろ私は彼女のことが好きだ。彼女には純粋な正直さというものがあり、例え迷っても、この正直さが彼女をおかしな方向に引き込まないようにしている。

二アール
これはとても良いことだ。

二アール
あ、そろそろ出発する時間だな。では、お先に失礼する。


グム
あら、ドクター!

プレイヤー
・こんにちは、グム! ・… ・あら、グム!

グム
・「こんにちは、グム!」選択時 ドクター、こんにちは! (分岐終了)

グム
・「…」選択時 グムが小さすぎるのかな!? ドクター、おーい、グムが見える? (分岐終了)

グム
・「あら、グム」選択時 ドクター、今日はご機嫌だね! (分岐終了)

グム
ドクターは食堂にご飯を食べに来たの?

グム
グムはここ何日かあまり任務が無いから、厨房のお手伝いをしているんだ。

パフューマー
グム、香料を持ってきたわよ。

グム
あ、ありがとう、パフューマーお姉さん!そこに置いておいて!

グム
パフューマーお姉さんは食堂でご飯は食べるの?

パフューマー
いいえ、自分のアトリエで自炊するのに慣れているのよ。

グム
ええ、食べに行ってもいいかな。私もパフューマーお姉さんの香料の使い方を学びたいな!

パフューマー
ふふ、もちろん良いわよ。

マッターホルン
グム、もし暇なのであればお手を借して頂けませんか。

グム
分かった!

マッターホルン
ウンが任務に出ていってしまい、人が足りないのです。この鍋を君に任せても良いかな。俺では少し手が回らなくて。

グム
任せて、マッターホルンおじさん!あ、パフューマーお姉さん、また今度、ドクターも食べてよね!

パフューマー
ええ、いつでも歓迎するわ。

前衛オペレーター
今日はグムのご飯が食えるのか!?

後方勤務オペレーター
はは、今日は運が良いねえ!

後方勤務オペレーター
まじかよ、今食べ終わったばかりなのに!

前衛オペレーター
はは、もう一杯お願いするよ!

グム
急がないで!全部あるから!

パフューマー
グムは本当に元気な子ね、そうよね、ドクターくん?

プレイヤー
・そうだな ・… ・そうだな!

パフューマー
ある時、彼女は私のアトリエで寝てしまってね。その時の寝言で少し心配になってしまったのよね。

パフューマー
でも、彼女がロドスに溶け込み始めているのをみて、私は少し安心したわ。

パフューマー
すぐに良くなるということは出来ないかもしれないけれど、ゆっくりと、きっと良くなるわ。

プレイヤー
・彼女は何の寝言を言っていたんだ? ・… ・そうだったらいいな。

パフューマー
・「彼女は何の寝言を言っていたんだ?」選択時 あら、ドクターくん、直接が良いことではないことだってあるのよ? これは私が彼女のために守る必要がある秘密なの。安心して、彼女に必要なのは慰めじゃなく、時間なのよ。 (分岐終了)

パフューマー
・「…」選択時 ドクターくんは気になるのかしら?ふふ、やっぱりドクターくんはオペレーター達のことを気にかけているのね。 でも安心して、本当に重要なことなら、言わない訳にはいかないもの。 誰もが小さな自分の秘密を持っている、そうでしょう? (分岐終了)

パフューマー
・「そうだったらいいな」選択時 ドクターくん、あまりよくばっちゃいけないわ、みんなの面倒を見なければいけないという考えは良くないと思うの。 オペレーター同士だってお互いに支え合っているのだから。 (分岐終了)

パフューマー
それじゃあ、私は事務室に戻るわね。

パフューマー
ドクターくんも疲れたら私のところにいつでも来てちょうだいね。

イースチナ
こんにちは、ドクター。

プレイヤー
・こんにちは、イースチナ ・… ・今日の料理はどうだい、イースチナ?

イースチナ
・「こんにちは、イースチナ」選択時 食堂でドクターと出会ったのは始めてですね。 (分岐終了)

イースチナ
・「…」選択時 ドクター、何かを考えているようですが、食堂の入り口で立って考えるようなことはしないことをお勧めします。 (分岐終了)

イースチナ
・「今日の料理はどうだい、イースチナ?」選択時 ふむ…ご飯は少し硬いですし、スープは少し甘すぎるかと思いますが、私はかなり好きですよ。 (分岐終了)

イースチナ
では、ドクター。特に何も無ければお先に失礼します。

イースチナ
私には午後にまだ授業があるので。

プレイヤー
・授業?

イースチナ
はい、ヒュパティア先生の歴史の授業です。

イースチナ
しばらくの間、試してはみたのですがヒュパティア先生が教えてくれた歴史が一番役にたったのです。

プレイヤー
・手伝おうか? ・… ・私も歴史はよく分かるぞ!

イースチナ
・「私も手伝おうか?」選択時 う、いえ。 ああ、断っている訳ではありません。わたしもはっきりとはしていないので説明をするのが難しいんです。 (分岐終了)

イースチナ
・「…」選択時 先生の授業は面白いので、ドクターが暇なら聞いてみることをお勧めします。 (分岐終了)

イースチナ
・「私も歴史はよく分かるぞ!」 もし、私の記憶に違いがなければ、あなたは記憶を失っていたでしょう? でもご親切にありがとうございます。 (分岐終了)

イースチナ
ただ、言っておくと私には教えというのが必要です。

イースチナ
歴史の勉強が本当に役に立つのかは分かりません。

イースチナ
でも、昔の人の経験や思考が私にインスピレーションを与えてくれるかもしれませんから。

イースチナ
それでは私は授業に行きますので。

プレイヤー
・ナタリアがどこにいるか知らないか?

イースチナ
ナタリア…彼女を探しているのですか?

イースチナ
グムから彼女も前線オペレーターになりがっているというのは聞きました。申請が通ったのかは分かりませんが、私の知る限りでは彼女はその準備をしているはずです。


リェータ
ナタリア、お前の精度滅茶苦茶悪いな

ナタリア
ロザリンド、得意げにしないでちょうだい。きっとあなたに当たるわよ。

リェータ
はは、ありえねえって~。

リェータ
それに、今の私はリェータと呼ぶべきだぞ、ロサオペレーター~

ナタリア
分かったわ、リェータオペレーター、見ていなさい

リェータ
何でこんなでけえもの使ってるんだよ。

リェータ
チェルノボーグで見つけたものなんだろ、捨てて、もっと便利なものにしたらどうだ。

ナタリア
え、えっと…これは記念なのよ。

リェータ
はいはい、それじゃあ頑張れ。

リェータ
ナタリア、足が動いていない気がするから、少し休んだほうが良いんじゃないか。

ナタリア
私はまだ続けることが出来るわ…

ナタリア
わあ!

ドーベルマン
君の持久力はまだまだだな、ナタリア。

ドーベルマン
ウルサス人として良い基礎は持っているようだが、戦闘が出来るようになるまではまだまだだ。

ナタリア
いえ…ふう..すいません、がんばります。

ドーベルマン
だが、お前の意志の力は私が思ったよりも強いものだ。悪くない。

ドーベルマン
この訓練を続けることが出来れば、すぐにオペレーターにはなれなくても、お前のためにはなる。

ナタリア
お褒め頂きありがとうございます。

ドーベルマン
うん…うん?

ドーベルマン
お前は先に休んでいてくれ。

ナタリア
はい!

ドーベルマン
リェータ、お前もまずは自分の訓練をするんだ。

リェータ
分かった~

ドーベルマン
グレイシー、見てやってくれ。

グレイシー教官
分かりました。


ドーベルマン
ドクター、昼休みはゆっくり休むべきだ。ここはお前が来るような場所ではない。

プレイヤー
・こんにちは、ドーベルマン ・… ・来ちゃだめなのか?

ドーベルマン
・「こんにちは、ドーベルマン」選択実 こんにちは、ドクター。 もし、お前が私に挨拶をしたいだけなのであれば帰らせてもらう。 (分岐終了)

ドーベルマン
・「…」選択時 お前はだんだん指導者としての姿を帯びつつある。それは悪いことでは無い。 (分岐終了)

ドーベルマン
・「来ちゃだめなのか?」選択時 来ても構わないが、そうなると私はお前に対応する時間を作らなければならなくなる。そういう時間はあまり無いことを願いたいな。 (分岐終了)

ドーベルマン
しかし、アーミヤからは聞いたと思うが、ズィマーの小さなグループの中の一人がオペレーターになるように申請をしているから、見に来たいとでも思ったのだろう。

ドーベルマン
そんな驚いた顔をするな

ドーベルマン
アーミヤはウルサスから救出された難民達に非常に関心を持っていることは秘密なことでは無い。

ドーベルマン
覚えているか、ズィマー、グム、イースチナ、リェータ――

ドーベルマン
ああ、リェータという子は例外だな。戦いの面ではあまり心配をする必要は無いだろう。

ドーベルマン
とにかくmこの四人の少女が申請をした時、アーミヤは無理にでも通らせないようにしたが、何故彼女は途中で気が変わったんだ。

ドーベルマン
結局、今またその一人が申請をした。彼女が気にしないからおかしいと思っていたんだ…。


ナタリア
ふう、だいぶ休んだわ。ロザリンド、もう少し練習してくれないかしら。

リェータ
おお、お前強いんだな。

ナタリア
私がオペレーターになる決意を甘く見ないで。

グレイシー教官
ナタリア、もう少し休んだほうが良い。トレーニングで一番重要な事は回復であり、ひたすら動くだけでは身体を壊してしまうだけだ。

ナタリア
ありがとうございます、グレイシー教官。でももう少し我慢出来ると思うのですが…

グレイシー教官
あー、ドーベルマンを怖がらないでやってくれ。彼女は凶暴そうに見えるが…

ドーベルマン
グレイシー、聞こえているぞ。

グレイシー教官
うわ、えっと、とにかく分かるだろ。

ナタリア
はい、とにかく大丈夫ですので。持たない時はちゃんと休みますから。

グレイシー教官
分かった…


ドーベルマン
お前は彼女をどう思う?

プレイヤー
・彼女はしっかりしているように見える。 ・… ・一生懸命だな。

ドーベルマン
・「彼女はしっかりしているように見える」選択時 お前から見れば彼女はしっかりしているのか?私はそう思わないがな。 私はこういう人をたくさん見てきた。そいつらは歯を食いしばって、ただ自分が考えることを放棄したいだけなんだ。 (分岐終了)

ドーベルマン
・「…」選択時 あの3人の子達を思い出したんじゃないのか? 何処から来たのかも分からない勇気が、あの年で歯を食いしばらせ、大人の社会に挑戦させていている。 よりにもよって彼女たちは本当に準備を出来ているようだが。 (分岐終了)

ドーベルマン
・「一生懸命だな」選択時 彼女は確かに必死だ。正直、彼女は私にとっての予想外だよ。 自分を必死に鍛えることが出来る貴族のお嬢様か…ふっ。 (分岐終了)

ドーベルマン
私はアーミヤが彼女たちを戦場に行かせたくないという気持ちは分かる。

ドーベルマン
ドクター、このような若者が戦場に出るのを見て喜ぶ人なんていやしない。むしろ、私のような軍人という者の存在意義は、彼女達の生活を守るためにあるんじゃないのだろうか。

ドーベルマン
彼女たちを戦場に行かせるということはいつも私の失職ものであると思っている。

ドーベルマン
しかし、私は一人一人を助けることは出来ない現実というものを受け入れたんだ。

ドーベルマン
私に出来ることは彼女たちに戦いを覚えさせて、自分の身を守る方法を身に着けさせ、彼女達の未来の傷をより少ないものにすることしかない。

ドーベルマン
よく考えて欲しい、ドクター。君は彼女達のために何が出来る?


アーミヤ
ドクター、おかえりなさい。

アーミヤ
では、ドクターのどうでしょうか?

プレイヤー
・アーミヤはズィマー達から何かを見たんじゃないのか?

アーミヤ
…はい、それも私が彼女帯に関心を持っている理由の一つです。

アーミヤ
すいません、ドクター、私は…これを他の人に教えるべきなのかどうかよく分かりません。

アーミヤ
ドクターは私の能力を知っていますよね。人がとても強い感情を持って、私にそれを向けた時、私は相手の感情を感じることが出来ます。

アーミヤ
私に向けられていなかったり、十分に強いもので無ければ、私ははっきりとは感じませんが、それでも少し感じることは出来ます。

アーミヤ
そしてズィマー達は、私は…何と言えば良いのか。

アーミヤ
彼女達の状況は異なっているんです。

アーミヤ
とある瞬間、私達にとっては普通の、普通の瞬間、彼女たちの大きな感情を感じるんです。

アーミヤ
当然、彼女たちの感情は異なってはいますが、共通する部分もあります。

アーミヤ
私にその感情に名前を付けてくれと言われたら、多分無理でしょう。

アーミヤ
彼女たちはあまり悲しんではいないですし、あまり苦しんではいないですし、あまり怒ってもいませんし、あまり絶望もしていません。

アーミヤ
それが正しいかどうかは分かりません。まるで見えない壁があるかのようなんです。

アーミヤ
普段はこの壁は見えないですし、触れることも出来ないのですが、前に進みたいという時に彼女たちを遮り、足踏みをさせるのです。

プレイヤー
・彼女たちに何かしてあげられることは無いのか?

アーミヤ
だめです、ドクター。

アーミヤ
今の私達は彼女たちを助ける立場には無いんです。

アーミヤ
全てのオペレーターが資料を登録する時に、彼女たちが教えてくれることは、私達が”知ることが出来る”彼女たちの全てです。

アーミヤ
彼女たちは私達に何かを隠しているのかもしれませんが、そうだとしても、私達がそれをより明確にする理由なんてありません。

アーミヤ
当然、ロドスに不利なことは含まれてはいないに違いないでしょうが、少なくともズィマー達にはそんなことは関係ないでしょう。

アーミヤ
それに…

アーミヤ
私達の突然の助けが彼女達にとっての本当の助けになるとは思いません。

プレイヤー
・勝手に助けを出すのは自己満足だな。 ・… ・直接聞いてみても良いかも。

アーミヤ
・「勝手に助けを出すのは自己満足だな」選択時 はい、私もそう思います。 (分岐終了)

アーミヤ
・「…」選択時 これは私が単純に怖がっているだけなのかもしれませんね。 (分岐終了)

アーミヤ
・「直接聞いてみても良いかも」選択時 ぷっ、ドクター、また冗談を言って。 本当にそんな風に簡単に出来ると良いですね。 (分岐終了)

アーミヤ
ドクター、私は今は本当に「あなたを理解している」というのは言葉では無いと思っています。

アーミヤ
ですが、多くの人はそう言います。そう言って、自分が慰めの義務を果たしたように、相手が自分に心を開いてくれるようにするのが好きです。

アーミヤ
人の感情を理解するというのは本当に難しいことです。人を助けるということとなると尚更でしょう。

アーミヤ
艦内の他のオペレーターも同じです。

アーミヤ
私達は彼らの経験を共有はしていません。私達の話は彼らに伝わらないですし、私たちのしたことは正しかったとしても、彼らが望んだものではないでしょう。

プレイヤー
・だからズィマー達がオペレーターになることを止めなかったのか。

アーミヤ
そうです。

アーミヤ
彼女たちの気持ちに気付き、私は自分の考えを変えました。

アーミヤ
無理に保護をしていれば、私達から見れば彼女たちには良い行いかもしれませんし、結果的に確実に守ってやれたのかもしれない。

アーミヤ
ですが、それでは彼女たちを治してやることは出来ません。

アーミヤ
ドクター、私は思えないんです。私は本当に時間が全てを癒やしてくれるとは言いたくないんです。

アーミヤ
でも仕方が無いんです、他の方法が分からないから。

アーミヤ
私に出来ることは彼女達の選択を尊重し、私の、ロドスアイランドの方法で彼女たちを守るだけです。

アーミヤ
実のところ、そう考えているのすらも、自分は少し傲慢だとは思いますけどね…。

プレイヤー
・ロドスは温室じゃないんだ。そう考えるだけでも十分だろう。 ・… ・それじゃあ、みんなと友達になろう。

アーミヤ
・「ロドスは温室じゃないんだ。そう考えるだけでも十分だろう」選択時 はい、でも私はもっとやりたいということはあります。 (分岐終了)

アーミヤ
・「…」選択時 ドクター、どうすれば人を治療することが出来るのか、それとも彼女を治療するべきではないのか…物理的にもあまり考慮すべきことでは無いのでしょう。 それに、精神的治療は困難な問題でもあります。 今の私には、こんな曖昧な答えしか与えることが出来ないのです。 (分岐終了)

アーミヤ
・「それじゃあ、みんなと友達になろう」選択時 はい、ドクターの話は正しいと思います。 それも私の考えではあります、人を助ける立場でないのならば、立場を作れば言い。 私は少し気を落としてただけでしたね。 (分岐終了)

アーミヤ
薬は痛みを止めて、傷を治療するものです。人を完全に回復させるものもありますが、それまでに受けた痛みや苦しみは消えることはありません。

アーミヤ
ロドスアイランドという存在が、例え少ない人に対してだったとしても、それを忘れてしまうことが出来たり少なくと過去に受けた傷を気にしないようにできるものであれば良いなといつも思っています。

アーミヤ
この道を歩んできて、やっぱり難しいことだということに気付きました。

アーミヤ
それを本当にしていくためには、薬を開発するのは当たり前であり、私達はたくさんのことをしなければいけません。。

プレイヤー
・少なくとも、私達はそれをもうやっているさ。

アーミヤ
はい、少なくとも、私達はそれをもうやっています。

アーミヤ
ありがとうございます、ドクター。

アーミヤ
他の人の事なのに、ドクターに慰められたり、励まされたりして少し恥ずかしいですね…。

アーミヤ
では、今回のナタリアさんの申請にも同意をします。

アーミヤ
いつか私達に心をひらいてほしいです。いつか、私達が彼女たちを助けることが出来るのを願っています。

アーミヤ
いつかは…ロドスが彼女たちの新しい家になれますように。