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第一章「暗黒時代・下」

1-1 孤島 天災の威力を憂慮するドクター達だが、ニアールがその緊張感を少し和らげてくれた。帰り道はまだまだ続く。
ドクター達はアザゼルという診療所の前を通りかかる。かつて交わしたやりとりや、今はもぬけの殻になっている寂しさを感じ、アーミヤは感染者の状況について考え始めたのだった。
1-3 狂奔 教官として、ドーベルマンはアーミヤに更なる期待を寄せる。そして、ドクターの指揮能力も認めた。人々に残された時間はあとわずか。ドクターは真正面から突破することを決意したのだった。
悩んでいる時間はない。ただ前へ進まねば。
1-4 予兆 ドクター達はある空き地にたどり着く。そこではレユニオンが庶民に暴行を続けていた。アーミヤは救いの手を差し伸べたかったが、Aceに止められる。ドクター達にはもっとやるべきことが待っている。前へ進むしかない。
1-6 災害 ビルの上にたたずむ一人の女。彼女の目に留まったのは、ドクター達の奮闘の一部始終だった。彼女が歌うようにしゃべりだす中、空が血のような紅に染まる。
1-7 暴君 医療オペレーターを救出するため、自らを危険にさらすドクターだったが、運よくニアールに救われる。こんな状況下でも、レユニオンは依然として攻撃をしかけてくるのだった。
レユニオンは周囲の至る所から湧いて来て、広場の中心でドクター達をとり囲んだ。そして、レユニオンの暴君タルラが彼らに向かってゆっくりと歩いてくる。
1-8 意志 タルラの横暴に、アーミヤが■■■■を選ぶ。しかしアーミヤがタルラを止めることはついにかなわなかった。持ちこたえらなくなったその時、アーミヤの前に立ったのはAceだった。
1-10 残留 ドーベルマンとニアールは嘆き、アーミヤはドクターの腕の中で黙りこんだ。皆わかっているのだ。Aceはもう戻ってこないと。
1-12 代価 あと少しで撤退完了というところで、Wという予期せぬ人物がドクター達の前に現れた。Wのあざ笑うような質問にもたじろぐことなく、アーミヤは答えを出す。
暫く戦い合ったのち、Wは突然ドクター達を逃した。タルラも追いかけるなと命令を下す。疑いや悲しみ、深い疲れを抱えながら、皆はようやく帰路についたのだった。
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