TW-ST-1 オークの老樹の下で |
火災が罪なき者たちの命を奪い、謎の感染者たちが機会を伺っていた。一方、フォリニックとスズランの二名は、不安げな面持ちでリターニアで失踪したアントの返事を待ち続けていた。しかし、やっと届いた一報は、現地の天災を報せるものだった。 |
TW-1 黙して語らず 戦闘前 |
リターニアの街、ウォルモンドに到着した後、フォリニックとスズランは憲兵長のセベリンと出会った。彼はロドスに何か隠し事をしているようだったが、その疑念を追求する間もなく、市内で感染者たちの暴動が起こる。 |
TW-1 黙して語らず 戦闘後 |
暴動を起こした感染者をなんとか制止した後、ロドス一行はウォルモンドに迎え入れられた。ウォルモンド側の歯切れの悪さにフォリニックは疑いを持ちながらも、アントの行方捜索を急ぐ。 |
TW-2 反乱の前哨 戦闘前 |
フォリニックはウォルモンドを探索しながら、現地の少女タチヤナにアントについて尋ねた。しかし一行は感染者の集会に居合わせてしまい、その攻撃を受けることとなる。 |
TW-2 反乱の前哨 戦闘後 |
ウォルモンドに潜入した部外者が暴動を煽ったようだったが、ロドスの助けもありなんとかその場は収まる。ウォルモンドとロドスの溝を埋めるために、タチヤナは二人をアントが設立した臨時拠点へ案内する。 |
TW-3 高塔の花火 戦闘前 |
ここ最近医療拠点が火災に見舞われたという事実は、アントの凄惨な最期を意味していた。失意の底に落ちたフォリニックはアントの遺体を確かめに行こうとするが、その最中街へ攻め込もうとしているマドロック小隊に遭遇する。 |
TW-3 高塔の花火 戦闘後 |
セベリンは感染者に自ら手を下そうとするが、フォリニック一行の帰還によりそれは未遂に終わる。誰もがそれに安堵した瞬間、都市の動力炉が破壊されたとの報せが届く。移動市街の動力が奪われてなお、天災の魔の手が眼前に迫る。 |
TW-4 復讐の魂 戦闘前 |
フォリニックに問い詰められたセベリンは、一行を臨時の死体安置所へ案内する。そして、フォリニックはそこで親友との再会を果たした。その最中、市民の中で見え隠れする冬霊人の影を捉えた一同は、彼らが暴動を扇動した真犯人であるという疑いを強める。 |
TW-4 復讐の魂 戦闘後 |
アントの死を知り、行き場のない怒りと焦りを顕にするフォリニックだったが、スズランに説得され冬霊人に関する手がかりを探し始める。それと時を同じくして、グレースロート一行は武装感染者のリーダーと遭遇する。マドロックと名乗ったその人物は、レユニオンのシンボルを身に着けていた。 |
TW-5 冬霊挽歌 戦闘前 |
日が沈みゆく街道に歌声がこだました。セベリンはそれを敵の信号と推測し一帯に捜査網を敷く。しかし、戦闘を制止し救助活動を行うか、犯人探しを続けるかでスズランとフォリニックの意見は真っ二つに分かれる。 |
TW-5 冬霊挽歌 戦闘後 |
市民を守るため、タチヤナは命を賭して暴動の渦中に飛び込む。幸いにもグレースロートとエアースカーペが駆けつけたが、暴動は制御不能に陥る一歩手前であった。 |
TW-6 蔓延する怒り 戦闘前 |
危機の最中にいたタチヤナだったが、グレースロートによって命からがら救出される。そんな中、フォリニックが反乱者の一人を尋問し、ウォルモンドで起きた暴動の真相の一部と、「レユニオン」の関与を知る。 |
TW-6 蔓延する怒り 戦闘後 |
現状を憂うマドロック、「最後の冬霊人」を名乗る老人と出会ったスズラン、手がかりの不一致に気づいたグレースロート、それぞれがそれぞれの想いを抱く中、激しさを増す市民の感情は、爆発寸前となっていた |
TW-7 山脈の崩落 戦闘前 |
スズランが新たな手がかりを皆に共有し、それについて議論を交わしていると、怒りに満ちた市民が独断でドデカフォニー通りを包囲しに行ったとの報せが入る。市民の脅威に気づいたマドロック小隊もウォルモンドに歩を進め、事態は悪化の一途をたどる。 |
TW-7 山脈の崩落 戦闘後 |
街が三つの勢力によって混戦模様を挺する中、セベリンは持病に倒れる。グレースロートが発見した容疑者も既に死んでおり、手がかりはそこで途絶えた。それらの出来事は、フォリニックを動揺させるには十分だった。一方、決意を固めたマドロックは、ついにその真の力を見せつけようとする。 |
TW-8 月光の零落 戦闘前 |
市民が焼死する様子を目撃したタチヤナは平静を失い、容疑者の死によりフォリニックは再び失意のどん底に落ちた。しかしそれでも、戦場は彼女を待ってはくれない。今ロドスの前に立ちはだかるのは、レユニオンのサルカズ部隊「マドロック小隊」なのだから。 |
TW-8 月光の零落 戦闘後 |
進退窮まった戦いは、セベリンの介入により終演を迎える。セベリンは自らの死を以て暴動を収めようとしたが、ロドスがそれを制止する。マドロックも考えを改めたのか、争いを鎮める側に加担する。 |
TW-ST-2 燃え滓の上で |
暴動は収束を迎えたが、一同に知らされたのは、真相は未だ手の届かないところにあるという現実だった。だが、街の安寧のためにもそれは心の奥底にしまっておくことしかできないだろう。街は再び一致団結し、天災の魔の手から逃れなければならないのだから。 |
TW-S-1 三体の巨像 |
ビーダーマンは窓の外を眺め、身体の奥底から湧き上がる恐怖を感じた。それは放火どころではない、恐ろしい提案だった。 |
TW-S-2 一束の哀悼 |
火災の現場で、フォリニックとグレースロートは献花に来たマドロックと再び出会う。このウォルモンドでは、誰もが何かを止めようと足掻き、誰もが失敗したのだ。 |